インペリアライザーの弓矢縛り始めました。高難易度と評されがちな本作ですが、制限プレイでもクリアできないかなと思うので、作者自らやや難しそうな縛りに挑戦してみます。
●レギュレーション
●弓矢以外の武器でのあらゆる戦闘を禁止
戦闘とは戦術マップで戦闘アニメに切り替わるあらゆる行為を指す。そのため魔術の使用も禁止。
●弓矢を持たないユニットは戦闘禁止
囮、肉盾として使う事も不可。非戦闘区域にて大人しくしていること。弓矢以外の武器を所持してもいいが、戦闘で使うことは禁止。
●ポーションでの回復は許可
●移動後コマンドは許可(弓矢以外での戦闘を誘発する場合は不可)
●同盟NPCに関しては弓矢以外での戦闘を許可
●方針
・名声にはこだわらない
・自軍の死亡者が出ることにはこだわらない
気になる点があればレギュレーションの追加があるかもしれません。詰んだら何かを緩和する可能性もありますが、なるべくしないようにします。
では早速1章をクリアしてみたのでレポートしてみます。
<1章>
使って良いのはクライネールのみ。矢の数が30本なので、これを使い切る前にクリアする必要がある。無駄使いは禁物。
ゲーベンスの盾をどう処理するかがカギ。疲労もできる限り抑えたいのでなるべく被弾せずに行きたい。
開幕、ラウフェイのシルバーダガーをクライネールに渡しているが、これは後々の仕込み。装備して接近することにより敵の盾モードを射から突に変えるための囮武器である。戦闘での使用はしない。
まずは近寄ってくる山賊2体を相手取る。迎撃で1体ずつ狙うが、もう1体には攻撃される。少しでも回避できるよう森に待機する。
敵が1体だけになったら迎撃でほぼハメることができる。命中効率のよい射程1での迎撃が発動するように移動を調整する。射程2では命中が落ちるため無駄に矢を消費しがち。
このリザードマンは時間経過で積極的に攻撃してくる。次の相手になるので、それまでに最初の山賊は倒しておく。
1対1になれば同様の迎撃ハメが有効だ。ただしAGの関係で、長期的には相手の先手を許してしまうので被弾は避けられない。今思うと森に待機しておいた方が良かったかもしれない。
ポーションを持つ山賊はダメージを与えるとポーションを使うために距離を取ってくる。迎撃後、攻撃範囲に入らなければ襲ってこないので、矢の節約のために放置する。
ここで回復。同時に武器をシルバーダガーに持ち替え、右下リザードマンの盾モードを「射→突」に変えるよう誘導している。
次ターン以降リザードマンを攻撃。射程2は命中に難が出るため、命中精度の高い「狙撃」で攻撃する。やや時間がかかるが狙撃のみでリザードマンを仕留める。
なおこのリザードマンは戦闘不能になっても離脱へ移行しない。捕縛しこの位置に待機すると山賊3体からの攻撃を受けるため、可哀そうだが次のターンで仕留めている。
敵の迎撃を抜ける。敵の自動戦技「エイミング(反撃されない場合、命中アップ)」は無効になるため、かわしての移動継続がほぼ期待できる。もし止められてしまった場合は、リセットし継続待機で乱数を調整するしかないだろう。
いよいよ敵の拠点の攻略にかかる。まずはこの位置で迎撃を行う。これにより左側の投げ斧を持つ山賊のみを釣ることができる。敵の装備が投げ斧のため、クライネールの「エイミング」は無効となり仕留めるには多少時間がかかる。最後は敵の攻撃に反撃して戦闘不能にした。
ゲーベンスと戦うのにやや邪魔になる可能性があったため、山賊の位置を調整するための迎撃を行う。矢の節約のため、撃破までは狙わない。すぐに左下へ抜ければこの敵の攻撃範囲から外れることができる。
この時点で矢の残数9本、疲労は19。なかなかギリギリである。
この位置は崖であり、右の山賊の攻撃範囲外である。次のターンで北西へ抜け、いよいよゲーベンスとの一騎打ちだ。仕込みとして、この時の武器をシルバーダガーにしてゲーベンスの盾モードを変更させる。
ゲーベンスへは2射程からの狙撃で狙う。1射程だと反撃装備で投げ斧に持ち替えられ、エイミングが乗らず結局当たりづらい上に反撃のリスクまで負うためだ。
まずは10ダメージ以上を与えてポーションを使わせる。これは他に味方がいない以上避けられないので仕方ない。
一度攻撃後は継続待機する。この時にシルバーダガーに持ち替えて盾モードの変更を誘う。次のターンで攻撃の繰り返し。なおダメージが4以下だった場合はリセットし、継続待機して次のターンの乱数に期待する。
最後は疲労で狙撃が使えなくなったため、1射程での通常射撃で戦闘不能化。さらに次のターンで捕縛しステージクリア。
クリア時、クライネールの矢の残数1本、当然疲労状態。お疲れ様だったね。ポーションは結局1つしか使わなかった。
他にはベオグライに弓矢を託して、川を越えてゲーベンスを倒しに行く方法も考えられるが、彼の弓技能値は4である。HPや防御といった耐久力はあるが命中精度の面ではクライネール以上に苦労するだろう。
使わない味方を継続待機させるのが地味に面倒でもあったが、弓矢縛り、最初の関門となる1章を無事にクリアできた。今後は自軍ユニットに弓矢を持たせることができるため、今回のような苦労はしなくて済むはずだ。
ログアップローダーに今回の攻略ログを上げておくので、気になる人は見てみてほしい。ただし3000TPを超えているので進行スピードや進行回数を上げて重要なところ以外は飛ばして見た方がいいかもしれない。