弓矢縛り⑭

レギュレーションは 弓矢縛り① - インペリアライザー制作記をご参照ください。

本記事のリプレイログのファイルはアップローダーに上げております。

 

一ヶ月ほど時間が空きましたが、再開いたしますのでよろしくお願いします。

 

<14章>

本章の戦前クエストはセルムやメルファークの生死によって多少展開が変わるが、ほぼセリフの変化にとどまるので今回は特に触れず、早速戦術マップを攻略していく。

 

14章はギガースナイト初登場のステージでもある。巨躯ユニットかつ、攻撃を盾で阻む難敵で、これにどう対処するかはプレイヤーによって分かれると思われる。

本弓矢縛りでは援護射撃込みのゴリ押しを採択。三手で撃破。

 

ラウフェイが天馬に乗っているため、城壁内への移動は円滑に行える。早々にゼガと会話。

 

操作可能になったゼガはラウフェイから弓矢を受け取り、早速戦力として活用する。戦術詠唱持ちなので、弓矢を装備したままブレスウェポンだけは使用可能。

 

増援として現れたユノーは弓矢を持たないので、破邪の刻印でのZOC置物として活用する。特にこの後も弓矢を渡しに行ったりはせず。

 

ラウフェイが天馬に乗っているのでゼノンとニアミス…どころか干渉することもできる。しかし特にイベントなどは無し。

 

シュターゼがイベントで退場し、ゴーレムが動き出した直後の布陣。城壁内の敵はギガースナイトとミノタウロス以外は殲滅している。
なおレプナードは弓矢を持たせても使いづらいので、あえてラウフェイで会話せずにNPCとして行動させている。

 

ジャガーロウが『突撃』スキルを取得。ジオがかなり活躍しているのを見て分かる通り、弓矢縛りにおいてこのスキルはかなり有用である。これでジャガーロウも切り札として使えるようになったはず。

 

ゴーレムの大半は北へ、一方で魔将ジクトゥーゴを東へ誘い出す形。自軍はほぼ総出で魔将を迎え撃つ布陣。ゴーレム軍団は相手にすると結構大変なので、上手くスルーするのが上策。

また本章ではNPCのゼノンの『軍団統帥』の効果がプレイヤーユニットにも及ぶため、カーマインが陽動すればジクトゥーゴを確定で誘い出すことができる(軍団統帥のボーナスがない場合は戦術が足りない)。

誘い出したジクトゥーゴを波状攻撃で撃破。ちなみにジクトゥーゴに対してラウフェイとゼガは固有の戦闘会話がある。

 

 

14章は敵が非常に多いが、プレイヤーからすると城壁内へ侵入しようとする敵軍の後背を突けるのである意味楽な戦いである。

この章自体がNPC帝国軍vs魔物の軍勢の演出的意味合いもあるため、実際に相手取る敵はそれほどでもない。

 

以下は制作者的余談ではあるが、演出を大いに含むステージであるためNPCや敵軍のターンが多く、プレイヤー傍観時間が長いという苦言もいただいた章でもある。

言われてみると確かにそういう面もあるなぁと気づかされ、個々の戦闘をホイール回転で全飛ばしできるようにするなどの苦肉の策で対応したが、そもそもステージ設計時点での不備とも言える。

実際の戦術マップ上でNPCの大軍同士の激闘を演じるよりも、そこはテキスト上で表現してステージ的にはNPCの配置を絞った方が設計としては洗練されたものになったかもしれない。作者的にもゲーム制作のなかなか難しい部分を思い知らされた章である。